キジログ@愛

鴨宮☆隆がその半生を綴るブログ

あなたの知らない「エロ小説(官能小説)」の世界

みなさま連休中はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は近所の公園で過ごしましたよ。金ないんで。


一方、当ブログのメイン読者層であられるセレブ女子のみなさまは海外へヴァケーションへ行かれた事と思います。そして一晩のアヴァンチュールですかね。エメラルドにも似た透明な波が幾度となく砂浜によせる。水平線の彼方には帆船がその優雅なたたずまいを誇らしげに讃え浮かんでいた。南国の波間を照らす太陽は昨日までいた日本のそれと違いまるで光線のような激しさでセレ美の肌を焼き付ける。だが通り抜ける風はあくまでも優しく無邪気な感触を伴いながらセレ美の頬にキスをした。昼間に得たその両極の感触がセレ美の心を解放させたのか、あるいはあの雄大なボーイングに搭乗した時から自分でも気が付かないうちに”そのつもり”であったのか。ホテルのバーで知り合った男は小麦色の肌と爽やかな笑顔を携え、そしてあくまでも紳士的な態度でセレ美を包み込む。

アバ夫『良かったら僕の部屋で飲み直さないかい?』

日本に残してきた夫にはない野性的な魅力。セレ美が彼のそこに惹かれたのは事実だ。普段ならば決してこんな誘いには乗らないが、男とバーで飲んだ「ミスティ」がセレ美の気丈に霞をかけた。

セレ美「・・・一杯だけなら」

誘われるまま男の後を追う自分の大胆さにセレ美は我ながら驚いた。日本へ残してきた夫への罪悪感は不思議と感じなかった。独りでここへ来たのは”あの人”には決して埋めることの出来ない何かを埋める為だ。

部屋に入るなり男はセレ美に詰め寄った。欲望を隠さないその小麦色に焼けた太い腕が力強くセレ美の肢体を締め付ける。セレ美の身体を被うパレオは抵抗する暇をすら与えられずいとも簡単に床へと落ちていった。露わになったセレ美の白い肌は熟れながらも張りがあり、まるで何度でも雄の欲情を誘う生娘の柔らかな丘陵のそれに近い。

セレ美「イヤッ!やめて・・・わたしには夫がいるのよ・・・」

アバ夫『いいじゃないか、ご主人は今日本だろ?バレないさ・・・』(クチュクチュ)

セレ美「でも、あの人を裏切るわけにはいかないわ・・・」

アバ夫『じゃあ・・・止めるかい?』(ピタッ)

セレ美「・・・・・・・・・・イヤ」

アバ夫『え?なんだって?聞こえないよ・・・』(ヌメリヌメリ)

セレ美「イヤよっ・・ダメッ・・・・アッ・・アンッ!!」(ビクン)

アバ夫『”下の口”は正直だね・・・』(猛攻)

 

 

 

という妄想が捗りますが、捗りすぎて自分でもどうかしてるんじゃないかと思うことがしょっちゅうですが私は元気です。

さて冒頭に申しましたとおり私、連休中は近所の公園に行ってきました。
公園と行っても自然あふれる大きな公園、いわゆる「森林公園」的な場所ですね。
辺り一面が芝生に被われていて新緑の木々がとてもきれいでした。
5月は風がとても気持ちいいので自然の中での読書がとてもはかどります。
仕事で疲れた身体が癒やされて、最高の時間を過ごしました。(^^)

 

で、掲題の件。
私、連休中、自然にふれあいながら「エロ小説」を読んで参りました。
パソコンで見るエロ画像には無い「趣(おもむき)」を求めての事です。
このIT全盛の時代、文字だけの書籍にそれを求めるのはエロに関しては「高等遊民」を自称する私ならではの高等なる遊戯と言えるでしょう。

休日を楽しむ親子連れやカップル、日焼けに没頭する初老の男性、ランニングに勤しむ学生、散歩を楽しむ中年夫婦など、各々がのんびりした休日を過ごす公園で私はただ独りチ○コギッンギンにしながらエロ小説を読むのです。

それはまさに至高のひととき。
はい、歪んでいる自覚はありますので大丈夫です。

ところでみなさまは「エロ小説(官能小説)」を読んだことはありますでしょうか。
実は私、今までほとんど読んだことはありません。昔はなぜか電車の駅の売店で売ってて「誰が買うんだろう」と思ってたぐらいのイメージしかありませんでした。
それでまあ今回は連休中も暇だったし「趣」を求めて読んでみたのですよ。
そしたらですね、なんかすごいもの掘り起こしちゃった感があったのです。
説明するより中身を見て頂いた方が早いので、引用します。 

女教師・裕美の放課後   綺羅光( きら・ひかる)1986/7
女の色香をいっぱいにつめこんだ美人教師のパ○ティが無惨に引きむしられる!薄布の下から現れた淡い柔草、鮮紅色の果実……激しく抗い逃げまどう女教師の狭間を男の淫靡な視線が、指が這う。「もう、馬鹿な真似はやめてください!」葉山裕美、24 歳―― 美貌の高校教師を次々と襲った痴獄は、教頭のレ○プからはじまった……

 

「ごめんなさい。アアン、裕美は……教頭先生の……お、女に、なりますわ」
石黒のネチネチした悪辣な責めに、身も心もドロドロに溶かされ、裕美は切なげに眉根を 寄せて屈辱の誓いをした。ようやく石黒は満足そうにうなずいた。底深い快美感に極限まで硬直した肉塊を、清らかな秘裂にピタリと押し当てた。
「今の言葉を忘れるんじゃないぞ、こら。二度と俺に逆らうんじゃない」
切っ先を少しずつ柔らかな亀裂に差し入れながら、石黒が念を押す。苦悶する裕美はなにを言われてもただこっくり首をうなずかせている。

フランス書院文庫編集部. フランス書院文庫オールタイムベスト100 

こちらは官能小説界の雄「フランス書院」から過去に出版された書籍のうち一番おいしい部分を抽出したダイジェスト版です。当たり前ですが、当記事の冒頭で私が書いた妄想小説など足下にも及びませんね。本業で書かれている先生はさすがです。本当に尊敬します。(憧憬)

なお上の引用では比較的低刺激な部分を引いてきています。しかしですねこの小説、この引用の次のページからがイイんです。石黒が歪んだ歓びを裕美に押し付ける様とか身体がそれに抵抗出来ない女教師の精神描写などマジ勃起不可避です。

さてエロ小説ですと事に至る前後の人間関係が興奮度を上げる為の最重要パートとなりますので、そういった意味でダイジェスト版ですと楽しみがやや劣りますが、しかし「素人ナンパ物のAVの最初のインタビューシーンを毎回飛ばして視聴する実践的紳士」であれば十分楽しむ事が出来るのではないでしょうか。まあそのシーンを飛ばすのは邪道なんですがね( ´_ゝ`)

Kindle Unlimitedでは無料で読むことが出来るようですので是非お試しを。
以上、とても薄い読書レビューのお時間でした。

フランス書院文庫オールタイムベスト100

フランス書院文庫オールタイムベスト100