鴨のブログ@愛

おじさんの私的でステキなブログ@妄想系

おじさんの妄想(エロいの)をメインに日々の出来事を綴っていきます。たまにレビューなども。

魅惑のスペインジャズの世界(その2)- Andrea Motis

前回からの続きです

 

 

素人が素人に送る ”浅くて狭い” JAZZ紹介シリーズの第二回目です。
今回はスペインジャズ界の新星 Andrea Motis(アンドレア・モティス)さんについて記していきます。 

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Andrea Motis - http://andreamotis.com/

 

 

 

音楽の世界を広げる「YouTube

YouTubeって便利ですよね。私は勤務中の「エクセルをただ開いたり閉じたりするお仕事」に飽きたときなどは、アンビーイヤホンを使っておもしろ動画やゲーム動画を見て時間をつぶしています。(ダメおじさん)
でも私って意識高い系の人間ですから、たまの休日に青山のカフェーでカフェッテラなぞ飲んでいる時は最新のマックエアー(?)ブック(?)とかいうやつを使って良質な大人の音楽動画を見るのですよ。はい、ほんのちょっとだけ嘘をつきましたがしかしYouTubeに良質な音楽動画がたくさん上がっているのは本当です。

知識は浅いながらもジャズ好きの私。ある日、若い頃に聞いてとても好きだった楽曲、エラ・フィッツジェラルドルイ・アームストロング共演の「Love is Here To Stay」を久しぶりに聞こうとYouTubeで検索をしたのですが、お目当ての動画が見つかりません。代わりに検索候補の中に「若くてかわいい女子」の姿を発見しました。これはクリックするしかありません。


Our love is here to stay..ANDREA MOTIS & JOAN CHAMORRO GROUP

これが僕と彼女の最初の出会い。このときはまだ、僕も彼女もお互いがこんな事になるなんて思いもしなかった・・・。(どんな事にもなってない)
動画は2012年にアップされており、アンドレアが弱冠16歳の頃の動画なのですが、すでに堂々とした歌唱と演奏を披露しています。そしてかわいい。
彼女の演奏を一目見て私は大変な感銘を受けました。以降はアンドレアの動画をひたすら視聴し続けることになります。アタシ、もうユーチューバーの養分からは卒業しますわ。

 

 

世界的に認められた若き才能

2017年5月現在、アンドレア・モティスに関する体系的な情報はネット上にないようです。でも探せば断片的な情報や、内容の薄いスペイン版のWikiもありますので、それらを参考に彼女のプロフィールを紹介します。

1995年5月9日スペイン・バルセロナ生まれ(現在22歳)
ジャズシンガー、トランペット奏者、アルトサックス奏者
トランペット奏者の父親の影響を受け7歳で音楽を始め、音楽学校の講師であるジョアン・チャモロにその才能を認められる。
2010年に15歳でソロ歌手としてアルバムを発表。
2012年バルセロナジャズフェスティバルでジャズ界の重鎮クインシー・ジョーンズにその才能を認められ世界的に注目を集めるようになる。
そしてかわいい。

最後の一行は私が加筆しましたが、彼女の略歴は概ねこのようになっています。
彼女が出しているアルバムは現在7枚あり、最初のアルバムは2010年、彼女が15歳の時に録音された物です。(おそらく前回の記事に上げた動画の頃です)
なお最新アルバム以外はいずれもジョアン・チャモロとの共同名義になっています。

私が個人的にオススメするのは彼女の3枚目のアルバム「Live at Jamboree - Barcelona (Swit Records, 2013)」

Live at Jamboree

Live at Jamboree

 

2013年にバルセロナのジャズクラブ「Jamboree」で行われたライブを収録したものです。ちょっと大人になったアンドレアの歌声と、脇を固めるおじさん達の素敵な共演、聴いていてとても楽しい気持ちになれるアルバムです。以下、同アルバムからの動画を貼っていきます。
これまでに多くのアンドレア動画を見てきましたが、今回の動画では見慣れないおじさんがサックスで参加しています。そして、そのおじさんがなかなかいい味を出しているんです。『おう、このオヤジなかなかいい笛吹くじゃねえか』とか思いつつちょっと気になったもんでこのオヤジについて調べてみたら、その正体がテナーサックスの世界的プレイヤー「スコット・ハミルトン」であると判明し、自身のJAZZ知識の浅さに人知れず赤面した、なんて事は決してありませんよ・・・ええ・・・・(震え)

では「若き才能アンドレア・モティス」と「誰もが知っている世界的に有名なテナー奏者スコット・ハミルトン様」の共演を見てみましょう。


i fall in love ANDREA MOTIS -JOAN CHAMORRO QUINTET & SCOTT HAMILTON

曲はチェット・ベイカーの演奏で有名な「I Fall in Love Too Easily」です。アンドレアの歌や演奏はベイカーに勝るとも劣らず、優しくも切なげな哀愁が胸を打ちます。「すぐに恋しちゃうわ、アタシってダメね」という内容の歌なのですが、大丈夫、僕もすでに君に恋してるよアンドレア。(キモおじさん)
いやぁしかし、スコット・ハミルトンはこの手のバラードでは相当いい味を出してきますね。さすが「スコットを知らないジャズファンなんてウ○コ以下」とまで言われた世界的名プレイヤーですよ彼は・・・(動悸)
もう一曲、このアルバムの中で個人的に一番好きな曲を貼らせて頂きます。「Meditação」という題名で「瞑想」という意味だそうです。ボサノヴァの大家アントニオ・カルロス・ジョビンの曲で、歌詞としては悲しげな内容なのですが、動画を見ていると「音楽の楽しさ」その原点のような物が感じられます。ハミルトンがソロパートで「イパネマの娘」の1フレーズを吹くのですが、それに気付いたアンドレアとチャモロ教授のなんとも嬉しそうな笑顔が個人的な見所です。


Meditaçao ANDREA MOTIS JOAN CHAMORRO QUINTET & SCOTT HAMILTON

 

 

Andrea Motisの魅力

アンドレア・モティスは歌やトランペットが突出して上手いわけではありません。容姿こそキュートですが、モデルのように美人とまでは言えないでしょう。
でも私は彼女の音楽が大好きです。彼女はいつも、とても楽しそうに演奏します。彼女と共演しているおじさん達もみんな楽しそうです。本当に音楽が好きなんなあ、と見ていて思います。そしていつの間にかニコニコしながら彼女の音楽を聴いている自分に気が付くのです。
彼女の魅力を端的に言うならば「聴いていて素直に楽しい」という点に尽きるでしょう。音楽とは「音を楽しむ」と書きますが、彼女はまさにそれを我々に伝えてくれるミュージシャンです。
小難しい音楽理論に則ったJAZZや超絶技巧の演奏を聴くのも勿論いいものです。私もそういうのは好きで聴きます、ちょっと難しい顔をしながら。でもそれらを聴くのってけっこう体力を使いますし、興奮して疲れたりもします。音楽なんてもっと気楽でいいんじゃないか、そう思ってしまうときがあるんです。
あなたがあまりジャズを知らないのであれば、是非一度アンドレア・モティスの音楽を聴いてみて下さい。彼女のアルバムに収録されている曲はジャズのスタンダード曲がほとんどですし、古き良き時代を彷彿とさせるスタイルはジャズを知らない方にとっても非常に聴きやすいと思います。個人的にはマイルス・デイビスとかビル・エヴァンスからジャズに入るより何倍もわかりやすくていいと思っています。何よりかわいいし。
ともあれ、この記事で彼女を知りその音楽を少しでも「楽しい」と感じて頂ければ私はとても嬉しく思います。

 

大人になったアンドレアの現在

アンドレア・モティスさんは現在22歳。名門インパルスレコードからその実力を認められリリースした最新作「Emotional Dance」を引っさげ世界中をツアーしているようです。先日は日本にも来ました。(私も一人でこっそりと見に行きました) 

エモーショナル・ダンス

エモーショナル・ダンス

 


Andrea Motis - He's Funny That Way

↑のジャケ写やプロモーションビデオは妙に大人っぽく写ってますが、実物の彼女はいつも動画で見ているままのキュートな女の子だったのでなんか安心しました。そしてかわいかったです。

今後の彼女がどのようなジャズ・アーティストに成長していくのか、私はとても楽しみにしています。そしてどこまでも追いかけていこうと思っています。その妖精のようにキュートなルックスに萌えながらな!

 

 

 

さて次回はアンドレア・モティスを背後から支える素敵なおじさん達についてお話しします。スペインジャズ、いいですよ。