鴨のブログ@愛

おじさんの私的でステキな愛のブログ@妄想系

おじさんの妄想(エロいの)をメインに日々の出来事を綴っていきます。たまにレビューなども。

【寄稿】あの夏、VRゴーグル越しに夢見た未来

「われわれの個人的な願望に合う事柄はすべて真実のように思われ、そうでないものは、われわれを激怒させる」

 

D・カーネギー著「道は開ける」より

アンニョイなVR元年。巷では、VR(バーチャルリアリティ)、仮想現実とも呼ばれるものが流行っているらしい。なんでも、ゴーグルのようなモノを付ければ願いがすべて叶うとか。

 

個人的に興味は持っているが、ワタクシはあのゴーグルのようなものを付けることに、若干の抵抗がある。

 

というのも、まだパンツに恥ずかしいシミを付けて歩いていた20年くらい前。大阪の繁華街にバーチャルサロン「グラスボーイ」なる店があった。カンタンに言えばピンサロなのだが、そのシステムは素晴らしく近未来的でバーチャルだった。


薄暗い店内に入ると、タタミ一畳ほどの狭いスペースに、簡易ベッドが置かれた所に通される。そこで客はまず、VRゴーグルのようなモノを装着する。するとゴーグルの中の小さな画面に、しょーもないエロビデオが映し出される。

 

AVを鑑賞したまま15分くらい経つと、近未来的な制服を着た宇宙人みたいな嬢がやって来る。そいでもって、盛り上がったモノを処置してくれるというワケだ。

 

AV15分、処置15分の計30分1本勝負で1,980円という価格破壊と、最先端のシステムが当時ウケにウケて、関西に数店舗を構えるまでに急成長したと記憶している。が、安いだけあってお触りは禁止で、客はバーチャルな空間で抜かれるだけというなんとも切ないものだった。


グラスボーイのシステムは、客にバーチャルとリアルの狭間で極限の選択を要求するものでもあった。

 

というのも、AVで盛り上がった所でナメック星人みたいなのがやって来ると、ゴーグルを外して残酷なリアルの世界で自らの限界に挑戦するか、ゴーグルをつけたままバーチャルな世界に逃避するかという選択を迫られる。

 

激安店なのでサービスの質は最低レベルである。時間内に昇天できなければ、ノーフィニッシュでフィニッシュです。リスクを回避してゴーグルをつけたまま果てると、仮想現実特有の妙な虚しさが去来することになる。


また、混雑時には30分以上ゴーグルをつけてAVを観たまま、嬢を待つこともあった。もちろん、AVを観ている時間は15分以上カウントされないのだが、思いのほかAVの内容が良くて、自分でしちゃいたくなるという事態が発生した。

 

待ち焦がれる嬢が見たこともない宇宙人である可能性もある。それでも未知との遭遇を悶々としながら待つか、バーチャルな世界で安直に果てるか。さらには、とりあえず自分でしちゃって2発目に挑戦するか。究極の選択を前に、客は試されるのである。

 

まだ青かったワタクシに、グラスボーイはバーチャルの危険とリアルでの踏ん張りを教えてくれたまま、時代の流れに揉まれ徐々に閉店していった。


それから何度目かの夏を迎えている。ワタクシは相変わらず厳しい現実の前にもがいている。安直なバーチャルの方へ逃げたくなることも度々あった。だが、VRゴーグルを装着することなく、今日もなんとか生きている。

 

あの夏、グラスボーイでゴーグル越しに夢見た理想的な未来は来なかった。だからといって怒ることもない。真実は常に自分の右手で掴み取るものだと信じている。

 

ワタクシが再びVRゴーグルを装着し、不発に終わった2発目を放つ時、ホントの未来が始まるような気がしてならない。

 

この記事を書いた人

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VRマスヲ(@move_wife)

インターネッツの海を回遊するバーチャルブロガー。嫁問題に鋭い論調で切り込み叩かれ過ぎて凹んだため、他人のブログに寄稿して生きようと企む。嫁を愛する二児の父。正体はネコが好きなアンニョイなオジサマ。

おまけ

先日、気まぐれで「寄稿したい」とつぶやいたところ、ここのブログ主である鴨ちゃんこと、鴨オジサンがVRゴーグルをくれるというので洗練された記事を投下しました。

 

当初「チン毛が意外なところに落ちている理由(ワケ)」というヒットの予感しかしない記事を上梓する予定でしたが、依頼主の鴨ちゃんから「クッソくだらない下ネタ記事」を書けとの指示を受けて、急きょ番組の内容を変更してお送りしました。いかがでしたでしょうか?

 

鴨ちゃんが綴る「鴨のブログ@愛」は、ナオンとコーマンキメル!とか全力でグーグル先生を無視した、下ネタばかりのブログです。言うなれば、はてな村の片隅で摘発に震えるピンサロみたいな場所です。

 

グラスボーイもそうであったように、ここもそう遠くない未来に時代の流れに揉まれ消えていく運命にあるかも知れません。

 

でも、それじゃあなんだか寂しい。鴨ちゃんのような卑猥な生物がインターネッツの水面を優雅に泳ぐ、そんな趣のある風景を残したいとワタクシは個人的に思っています。

 

やる気を失った鴨ちゃんがどこかに飛んで行ってしまわないように、ぜひ、読者登録をするなり、エサのスターをあげるなりして応援してあげてくださいませ。ごく稀に良い記事を書きますので。

 

ちなみにくれるというVRゴーグルは、鴨ちゃんが仕事中に営業車の中でゴソゴソしながらキタナイ手で触った中古品らしいので、そんなもん要らんわ!と断ってやりました。