キジログ@愛

鴨宮☆隆がその半生を綴るブログ

刺激

このところ張り合いがなく毎日が停滞していましたので何か新しいことを始めようと考えました。とはいえ新しいことを始めるにあたり具体的なイメージありません。ただ、新しい風を感じたいと、そう思ったのです。

私のこの小さな世界は会社と家との愚直な往復のみで構成されています。仕事終わりに外で飲んだり遊んだりして帰るといった行為の必要性も感じませんし、休日であっても疎遠になった友達を誘ってまでやりたいこともありません。それは一方で生活が安定しているともいえます。私に大きな不満はありません。ただ、日々における刺激は皆無であって、そんな生活をずっと続けていると生きているとは何なのか、少し分からなくなってきます。

平穏な生活は素晴らしいものなのでしょうが、しかし人はいずれそれに飽きます。贅沢な言いぐさかも知れませんが、私は「生きるために生きている」のではなく「よりよく生きるために生きている」のです。

刺激を得るなど簡単なことのように思えますが、よくよく欲してみればそれは存外に難しいものです。「何かをする」といっても何をすればいいのかすら分かりません。崖から飛び降りるつもりでそのとき思いついた「何か」を始めるとしても、勢い余って変な方向に行ってしまうとしたら面倒です。私にとっての「何か」は、全くの未知の世界ではなく、自分にもできそうであって、何かあっても面倒くさくないような事でした。

こうして4年前に行き着いた結論がこのブログの開設です。黎明期のネットで個人サイトを作り何かくだらない文章を書いていた記憶もありますし、社会や文化こそ斬れませんがただただ馬鹿でくだらないことなら自分にもなんとなく書けるような気がしたのです。

ところで、私の人生における究極の目標は「誰からも何事をも課されずその時々を思った通りに生きる」これを平たく言うと「面倒なことはなにもしたくない」となります。刺激を得る事だけを目的とし始めたブログですから、自分の自由にやりたいと思いました。ですのでブログ上ではその通りに振る舞うようにしました。

誰にも読まれない産まれたてのブログにそのとき思いついた渾身のネタ(本当にくだらないものです)を投稿するだけでとても楽しかった。投稿ボタンを押し、自分の考えた文章を世界に向けて発信する、それだけでドキドキしました。しばらくはそんな調子で楽しく続けていましたが、そのうち現実世界での仕事が辛くなり、ネタが思いつかなくなり、やがて鬱を患い、開設当初とは様々な環境が変わりました。それでも書きたいと思ったときには、それらの状況を自由に綴ってきました。少なくとも自分では自由に綴ってきたつもりでした。

でもいつの頃からか、自分の文章が誰かに読まれることを意識するようになってしまいました。投稿ボタンを押すときの気持ちが、独りよがりでも楽しめていたあの頃とは違っているのです。その「誰か」とは、おそらくここで知り合ったSNS上の人達です。実際に会ったことも利害関係もない間柄でも、人間関係は生じるのだと私は思います。もちろんお互いいつでも切る事が可能な関係ですが、だだ、そういうもんじゃないんだと、私は考えています。

実際には私が何をどう書こうが誰も何も気にしないのが現実だと知ってはいるのです。それでも、なんだか、文章を書くことが面白くなくなってきました。そもそも書きたいこともなくなってきました。それでも(ペースこそ落ちましたが)書きました。何かを繋ぐために書いているような感覚がありました。そんなのぜんぜん健全じゃない。

 

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今日でブログ開設4年という節目らしいですが、なんだか中途半端ですね。もう少し粘って、5年目ぐらいがいいでしょう。あと一年。それまでに私の求める刺激が得られなかったら。それはそのときに考えましょう。 

最後に一番重要なことを記しておしまいにします。

私の欲する刺激の具体的な内容についてです。それは当ブログにおいて開設当初から一貫して主張している事ですが、満4年経った今でも得られていない物です。それは「ブログでバスって金持ちになり無数のナオンとコーマンキメル」という刺激です。この私の揺るぎない一貫性を誇示すべく開設月の記事一覧へのリンクを張りました。もしこれらの記事を読んでオジサンちょっとかわいそうだからアタシ少しだけだったら刺激♡をあげてもいいかなって思った若くてスレンダーな巨乳女子の皆様は早急かつ気軽にメールをください、そう今すぐにだ。でもどうか安心してください大丈夫です一線は越えません、当方EDですので。

gibraltar.hatenablog.com

あ、ちなみにブログ止めるとか一言も言ってないからな?刺激♡を得るまでは絶対に止めない。強い意志でな。(今後とも宜しくお願い致します。)