個人的に欲しい『欧州モダンクラシックバイク』3車種をご紹介
冬場は数ヶ月単位でバイクを駐輪場に止めっぱなしのまま完全放置する弱小バイカーですどうも( ´_ゝ`)
私は関東に住んでおりますがしかしそれでも冬場は寒いですからね、そんな時期はコタツに入りながらユーチューブでバイク動画を見て乗った気になるのが一番です。というわけで今回は私が動画を見ていていいなーって思ったヨーロッパの最新クラシカルスタイルなバイクをダラダラと紹介していきます。なお当記事の内容はただ欲しいなーつって妄想するだけの完全自己満の世界ですのでご了承下さい。
TRIUMPH 『SPEED TWIN』(英)
まずはTRIUMPHのモダンクラシックバイク『ボンネビル』シリーズからの一台です。
トライアンフといえば『デイトナ675』や『スピードトリプル』に搭載される3気筒エンジンが至高ですよね。やっぱ最高のエンジンだぜ・・・コイツは。と言っても乗ったことないんですがね。ええ、動画見ただけで知った風に語っていますよ私は。
パワフルかつレーシーな3気筒エンジンが好きとは言え、しかしアラフォーおじさんともなるともはやスーパースポーツには乗れる気がしないのです。速いバイクは危ないですからね(弱小感)。というわけで私がバイクを選ぶ際はパワーやスピード以外の部分が重要になってくるのです。
伝統の『バーチカルツイン』エンジン
そこで注目したのがこの『トライアンフ・スピードツイン』。トライアンフの歴史とか正直あんまり詳しくないんですけど、その昔に一世を風靡した伝統のエンジン『バーチカルツイン(並列2気筒)』を持っているぐらいはギリ知っています。そのバーチカルツインを積んだボンネビルシリーズの最新バイクがこれです。
見た目はクラシカルながらも中身は最新式ですからね、2気筒といえどもビビるぐらいに速いんだぜ・・・コイツは。(※動画で見て乗った気になりながら言っています)
諸元と価格
で、スペック的にはどうなんでしょう。とりあえず諸元を見てみましょうか。
エンジン 水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
排気量 1200 cc
ボア 97.6 mm
ストローク 80.0 mm
圧縮比 11.0 :1
最高出力 97PS / 96bhp (72kW) @ 6,750rpm
最大トルク 112Nm @ 4,950 rpm
1200ccの2気筒ということは気筒あたり600ccの排気量なわけです。ヤマハSR400の1.5倍もあるエンジンが2基も積まれている計算です。つまりなぁ、えー・・3倍だぞ3倍!?はい、なぜ急にSR400を引き合いに出したのかが自分でもよく分かりませんがしかしエンジンがとても大きくてパワフルだという事は伝わったかと思います。
モダンクラシックバイクでいうと日本ではカワサキの『Z900RS』がバカ売れしているようですね。「見た目はクラシカルだけど中身は最新」という意味では両者は十分に比較対象になると思います。でも私だったらZよりトラの方がいいなーって思うんです。完全に好みの問題ですが4気筒エンジンにはあまり惹かれないのですよね私。
ちなみスピードツインのお値段は160万円です。宝くじが当たったら買います。はい。
画像・諸元引用元:Triumph Speed Twin | For the Ride
BMW 『R nine T』(独)
世の中にはBMWが二輪車を作ってるのを知らない人もいるそうですね。確かにBMWはドイツの高級四輪車メーカーとしてあまりにも有名ですが、一方で二輪業界においても数多の実績、そして数々の魅力的なラインナップを誇っているのです。
伝統の『ボクサーエンジン』
BMWの最新フラッグシップモデルといえばやはり『S1000RR』でしょう。2010年の登場以来世界のスーパースポーツを常に牽引し続けるモデルであると言えます。すっごく速いらしいですけど速いと危ないので買えません。
一方、今回紹介するバイクに搭載される『ボクサーエンジン(水平対向エンジン)』は、出力こそ控えめですが、そこには長い歴史と伝統があります。そんな伝統のボクサーエンジンの魅力を存分に味わえるのがこの『R nine T(アールナインティー)』シリーズなのです。
左右の出っ張りと縦置きクランク
日本の一般的なバイクと比べると左右に出っ張ったシリンダーが異質に思えます。これはピストンが水平方向に運動する縦置きクランク独自のレイアウトです。
縦置きエンジンで面白いのは、空ぶかしすると車体が右側に傾く現象です。これは進行方向に対し反時計回りに回転するフライホイールがバランスを取ろうとして発生する現象だそうですが詳しくはよく分かりませんがなんとなくカッコイイと思います(頭の悪そうな感想)。とにかく縦置きだと進行方向に対し車体が「スーッ」と進んでいくのだそうです。私はこの縦置きクランクのバイクに乗ってみたいのです。
では諸元をどうぞ。
Capacity 1,169cc
Rated output 81kW(110ps)/7,750rpm
Max.Torque 116Nm/6,000rpm
メーカー希望小売価格(消費税8%込) ¥2,058,000
うん。わりと普通に現代のバイクっぽい。結構エンジン回して乗る感じですかね。
あとなんと言ってもR nine Tは見た目がカッコイイです。
標準の「R nine T(無印)」の他にもオフ車風なテイストの「Urban G/S」、ビキニカウルを纏った「Racer」、余計な装備をそぎ落とした「Pure」、どこへでも行けそうな「Scrambler」などなど、多用なラインナップがございます。
皆様のお好みに合う一台が必ず見つかるばず。週末は是非お近くのBMWディーラーへ。なお私も親の遺産が入ったらこのバイクを買おうと思います。( ´_ゝ`)
画像・諸元引用元:R nineT Series | スペシャルサイト
Moto Guzzi 『V7 Ⅲ』(伊)
最後に大本命のバイクをご紹介します。イタリアの二輪メーカーとして最も古い歴史を誇る『モトグッツィ』社謹製のスーパーカッコイイVツインバイクです。いやマジで。
気になる出っ張り『縦置きVツイン』
モトグッツィと言えばこれ!というのが有名なこの「縦置きVツインエンジン」ですね。Vツインなんてスティード、ビラーゴ(いずれも国産アメリカン)くらいしか知らなかった若き日の私はこのレイアウトを初めて見たとき正直イカレてんのかと思いました。なにこの出っ張り(爆) 邪魔すぎじゃね?(藁) つって。
でも見慣れるとこの唯一無二のレイアウトがなんだか気持ちよくなってくるんですよ。一度コイツに乗っちまったらたぶんもう他のバイクには乗れなくなるぜ・・・?(※あくまでも妄想です)
先ほどご紹介したBMWのボクサーエンジンと同様に、こちらもエンジンを空ぶかしすると車体が右側に傾きます。そんな縦置きクランクってなんかカッコイイと思います(二度目)。
なんか知らんけどカッコイイ
で、このモトグッツィVⅢ(ブイスリー)シリーズなんですけど、なぜか私の心に大ヒットでして、もうね、欲しくて欲しくて堪らないのですよ。特に『VⅢRacer』なんかは見た目が本当にカッコイイと思います。つーか何よりも「モトグッツィに乗ってる俺」って最高じゃないですか?なんつーの?バイク分かってる感?(見た目重視)
では諸元を。
エンジン 4ストローク空冷90° V型2気筒 OHV 2バルブ
総排気量 744 cc
ボア/ストローク 80mm×74mm
最高出力 38 kW (52 HP) / 6,200 rpm
最大トルク 60 Nm/4,900 rpmメーカー希望小売価格(消費税8%込み) ¥1,098,000~
遅そう( ´_ゝ`)。でも速さを求めるバイクではないのでこれぐらいでいいのです。私が欲しいのはバイク本来の持つ「味わい」なのですから。
お値段も先の2車種に比べたらお安いですね。こちらは私が交通事故にあって慰謝料でがっぽがっぽ儲かったら買いたいと思います。
画像・諸元引用元:Moto Guzzi | TOP
まとめ
私が今乗っているバイクはハーレーのスポーツスターなんですけど、これはこれで良いバイクなのですがかれこれ15年ぐらい乗っていますからね、さすがに飽きてきたのです。
過去にはハーレーと同時期に国産250シングルやら別の外国車を所有していたこともありますが、今考えればなぜ私のごときクソ貧乏人がバイクを2台持ちできたのかが全く解りません。まぁ2台持ちなんて今後一生出来ないでしょう。
ですので新しいバイクを買うとなれば今あるハーレーを売っての買い換えになるわけですが、そうなると愛着のあるこのバイク以上のものでないと自分自身が絶対に納得が出来ないだろうと思うのです。
ゆえに買い換えに際しては大変慎重にならざるを得ません。それに買い換えればまた長い付き合いになるのでしょうし。
とか妄想を働かせてますけど実際は買い換えなんて不可能です。2年に1度の車検代を捻出するだけでギリな私みたいなクソ貧乏人が新しいバイクなんて買えるわけないじゃんバーカバーカ!!!オラァ!!!!(涙)
でも妄想だけならタダですからね。日々あれやこれやと新しいバイクを買ったつもりでユーチューブ動画を目ぇかっ開きながら血眼になってガン見しているのです。あっ、このバイクいいなー!うふふー!チクショウォォ!!!ってね。
いつか金持ちになったら大きなガレージのある家を買ってそこにバイクを10台ぐらい停めるんだ私。あ、それでは仕事に戻りますね。(涙)
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