キジログ@愛

鴨宮☆隆がその半生を綴るブログ

人を信頼できないけどなんとか生きている話

仕事の事で心身共に疲れていたのでマッサージにでも行こうと思いました。いや、「アナタの青春が回復します♡」的なヤツじゃなくて普通に健全なマッサージですよ。( ´_ゝ`)

でもね、おかしく聞こえるかも知れませんが私はマッサージ屋に行けない性格なのです。金銭的なこともありますけど、今言っているのはそれ以前の話です。

 

 

性格に問題あり

なぜ行けないのかというと、ずばり「閉鎖された空間で見知らぬ人と二人きりになる」のがキツイからです。

私はそもそも「誰かに何かをやって貰う」という事が死ぬほど苦手です。マッサージなんて理屈で言えば「お金を払ってその分揉んでもらう」という契約をしているだけですから本来は何も気にする必要はないのでしょうが、しかし私は揉んで貰う施術者さんになぜか悪い気がしてしまい必要以上に気を遣ってしまうのです。結果、慰安目的で行ったはずのマッサージで逆に疲れてしまいます。

美容院でも同じです。お金を払って髪を切ってもらうだけなんですが、これまた必要以上に気を遣ってしまいます。会話が途切れると軽く恐怖を感じます。あっ、あっっ、こっちからなんか話しかけなきゃ、とか思ってしまうんですね。

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私が一生得られないであろう強靱な精神力
https://www.youtube.com/watch?v=dj1XruUH3H0

 

なぜこんな性格なのか

マッサージでも美容院でもそこまで気を遣う必要が無い事は頭では分かっています。しかし、どうやら私は生まれながらに「人に対して必要以上に気を遣ってしまう」性質を持っているの様なのです。

自分はなぜこんな性格なのか。

それを考えてみていくつか分かった事があります。

  • 「人の事を信頼していない・出来ない」
    これが一番の要因だと思います。仕事でもプライベートでも、人に何かを任せる事が本当に苦手です。人に物事を依頼するぐらいなら自分でやった方が身体は疲れても精神的には何万倍も楽です。自分でやる分には自分で全責任を負えますし、人に迷惑を掛ける心配もなく、また信頼を裏切られることもありません。自分だけを信じる方が圧倒的に楽なのです。人を信頼できないから自然と距離を置いてしまい、その結果気を遣ってしまうのです。

  • 「傷付けられるのを恐れている」
    「人を頼していない・出来ない」=「傷付くのが怖い」という事だと思います。怖いから気を遣ってしまう。先にも書いたとおりそもそも人を信頼していなければ裏切られることも絶対にあり得ません。これって漫画とかでよく出てくる話ですよね。漫画だと大抵の場合「例え傷付けられても・・・それでも信じなきゃいけないんだ!」的な話になりますけど、いやいや、性格なんてそんな簡単に変えられるもんじゃねーからな?( ´_ゝ`)

以上が自己分析の結果です。

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マゾに限らず私は誰をも信じられないのです。

 

日常生活に難あり

「人に何かして貰う」こと全般が苦手ですからね。この性格だと生きていくのも結構キツイのですよ。

マッサージや美容院もそうなんですけど、医者なども信頼できないから風邪を引いても余程じゃない限り病院には行きたくないし、今現在仕方なく通っている歯医者にしたって私はこの歯科医師の事を1ミリたりとも信頼できていません。今度親知らずを抜歯しに行くのですが痛みに対する恐怖よりも医師その人を信頼できない不安感の方が強いです。

とにかく「人の手」によって提供されるあらゆるサービスが「全滅」なのです。

人のいる「受付」関連も苦手です。身近なところだとコンビニのレジも人の手でバーコードスキャンするから苦手です。というかコンビニのレジって店員さんがスキャンしてる間は私は何をしてればいいの?その間どこを見つめていればいいの?ああああ緊張する。仕方ないのでコンビニに行ったときはいつもレジ前に置いてあるみたらし団子やら大福やらをガン見しています。

f:id:gibraltar_may_tumble:20180607203411j:plain言うても私はヤマザキの「こしあん」しか買いませんけどね!
「みたらし」なんて要らない子なのです!(・∀・)

 

それでも生きていく

とまぁここまで書いてきたことは昔の私の話です。今はある程度克服しています。(完全にとは言わない)

克服できた理由には「年齢」もあります。昔、母親が、

「アタシも若い頃はちょっとした事でいちいち落ちこんだりしてたけどね、歳取ると大抵の事が気にならなくなるのよ。がはは!」

などと言って笑っていて謎だったのですが、今でこそ私にもその意味が分かるようになりました。人は年齢を重ねれば重ねるほど「鈍感」になっていくのです。

若い頃の私はそれはそれはピュアでナイーブなボーイでした。でもアラフォーまで生きていると、そうは言っても自然といろんな経験が蓄積されます。そうして様々な事に対処が出来るようになります。鈍感になるというのは、心の中で大抵の事に折り合いが付けられるようになるという事なのです。

よりよく生きる為には時として勇気を振り絞らなければならないことも知りました。私は今でも人に頼ることが絶望的に苦手です。それでも頼るべき時は頼り、言うべき時は言います。「そうしなければならない」のだと経験から学んできたからです。

とは言え毎回「他の人は普通にそうしているんだから大丈夫」とか「私の言動なんて誰も気にはしない」なんていう言い訳をいちいち心に中に置いてから勇気を振り絞って動しなければなりません。面倒臭いですけど、でも私はやはりこうでもしないとダメなのです。ある時期に「これは一生直らない自分の性格なのだ」と素直に受け入れることが出来ました。そうやってダメな自分を認められると、人は楽になれるのです。そして楽になったその分だけ、勇気も振り絞れるようになります。私は私なりのやり方でこれからも頑張って生きていこうと思っています。

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折り合いが付けられない手の鈍感力

 

だけどやっぱり人が好き

ここまで書いてきた事と矛盾するようですけが、私は人が好きななのです。大好きなのです。でもこれは矛盾ではなくて「好きだからこそ怖い」、そんな裏返しの心理です。

人が怖いけど、でも人が好きだから、私は人を愛する事にしました。時には傷付けられる事をも厭わず人を愛します。そして人を愛した事で、それこそが「人を信じる事」なのだと知りました。

先に書いた漫画みたいな話ですけどね、やはり愛は偉大なんですよ。思えば私も我ながら割と真っ当な人生を歩んでいるような気がします。こんな私がなんとか生きて行けてるのって凄い事ですよ。全ての人に感謝ですね。リスペクトです。マジで。

f:id:gibraltar_may_tumble:20180607204231j:plain「愛は偉大」で画像検索して出てきた一番上のやつをどうぞ

 

本日の主題

というわけでですね、仕事の疲れもひどいし今度勇気を振り絞ってマッサージ屋に行こうと思うんですけど、なんつーかほら、結構するじゃないですか、お値段的に。1時間で数千円とかするでしょ?マジで高くない?つーかそれだったら仕事のストレスで萎みきった私の「春♡」が回復する系の店舗でも似たような値段なんじゃないの?とかってふと思ったんですよね。

それにね、どこに行くにしても今の私には勇気がちょっと出せそうにありません。まぁ要は一人で行きたくないんですよ。あと金も無い。

という訳でコイツもまぁお疲れだろうしいつもカスみたいなブログ書いててなんか可哀想だからなんなら景気づけに一発連れてってやってもいいかななんて思われた気前のいいヘルシー系ズルムケ男子を募集しています。なお、当ブログにおいて初の男子募集です。レアですよ?だから・・・どうか頼んだ。(懇願)

なお私は「閉鎖された空間♡」において見知らぬ人から「手によるサービス♡」を受けるのは苦手なのですのがしかし今回ばかりは手に限らず別の部位によるサービスかも知れないしなんと言っても気前のいい貴公がせっかく私に奢ってくれるっていうんだからここは無理してでも頑張って勇気を振り絞りつつその結果お店でいろいろなモノを絞られてもいいかななどと覚悟をしておりますのでどうか何卒是非ご慈悲をお掛け頂きたく土下座でもなんでもいたしますのでなんとかして私に春を(略)

f:id:gibraltar_may_tumble:20180607202259j:plain「今のオレに打てるのはせいぜい一発だ」