鬱が寛解してできるようになったこと
私のうつ病ですが完全に治ったわけではないのですが寛解に向かいつつあります。
今回は掲題の通り出来るようになったことを書いていきます。
楽しいことを楽しめるようになった
普通の人には普通のことなのですけど、鬱の人にはこれが全くできません。社会のあらゆる活動に対し不安感しか感じられなかったです。映画も音楽も何もかも楽しめません。でもジッとしていると鬱に飲み込まれるので休みの日は一日中どうでもいいYouTubeを真顔のまま見ていました。ただ時間が過ぎてくれればいいと言う思いでした。いつも何をしていても不安だし怖い。寝ているときだけが全てを忘れられる時でした。全ての責任を捨てて一日中寝ていられたらどんなに楽だったことか。
さて、鬱が寛解に向かいいろいろなことを楽しめるようになりました。直近では11月に音楽ライブにも行ったし毎週のアニメの更新も普通に楽しみです。これは人間としてとても大事なことだと思います。楽しいことを楽しめることは決して普通にことではありません。日常ではなかなか気付きませんが、それはとても幸せなことです。
運動を再開できた
ジム通いを再開できるようになりました。鬱の時は体が動きません。動いても動作はのろのろです。家ではご飯とお風呂とトイレ以外は全く動けませんでした。
鬱が寛解に向かい（それでも完全に治った訳ではないのですが）、運動は鬱に効くのも分かっていたのでかなりの決心をしてジムに行くことにしました。最初は10分だけ、本当に軽い有酸素運動だけでOKだよ、自分にそう言い聞かせて、気力を振り絞って行きました。なんとかこなせました。
そんな感じで無理せず軽く、ジムに行くことに意味がある、ぐらいの感覚で月に一度ぐらいの頻度から始め、最近では大体毎週ジムに行けるようになりました。筋トレは体に負荷がかかるのでかなりの気力がないと出来ませんが、それも軽くですが出来るようになってきました。鬱で太った体はまだまだ元には戻りませんが、それでも先が見えてきた気がしてうれしいです。鬱の時は先のことなんて暗いことしか思い浮かびませんから。
仕事が出来るようになった
鬱の時は仕事なんて全く出来なかったです。客からかかってくる電話やら注文に最低限の対応するだけで精一杯。空白の時間はずっとデスクで寝ていました。本来なら動くのも苦痛なハズのに一日も休まず出社したのは我ながらかなり頑張ったと思います。
それが、普通に仕事が出来るようになりました。営業で商品を勧めたりだとか、ネット通販のサイトを立ち上げてみたりだとか。直近の決算で業績が悪すぎて一時的に鬱がぶり返しましたが今はどうにか立ち直って頑張って働いています。
笑えるようになった
そのまんまなのですが、笑えるようになりました。鬱の時はたぶん一日中苦悶の表情を浮かべていたとおもいます。
ある日自宅でくつろいでいるときに家族との会話でボケることが出来ました。自分でも驚きました。実に数年ぶりのボケです。このとき、調子が戻りつつあることを実感しました。
まとめ
出来るようになったことはまだまだたくさんありますが大体同じような内容なので端折ります。逆に言うと、鬱の時は本当になにも出来ませんでした。ただただ怖くて不安で将来には絶望しかありません。
健康に生きるためにはエネルギーが必要です。鬱はそのエネルギーをすべて奪っていきます。そして鬱はある日突然やってきます。
皆様におかれましても生きているだけで様々な苦労がおありかと思いますが、ちょっとでもヤバイと思ったらどうか決して無理はなさらないで下さい。休むことは怠惰ではありません。休むことは健康な精神を保つために必要な「仕事」なのです。
一度鬱になると治るまでに相当な時間がかかります。治療中は人生なんて楽しめません。下手したらあまりの苦痛に自ら決着をつけてしまうかも知れません。
映画を見たり、音楽を聴いたり、推しを推したり、、、あと睡眠もとても大切です。ともあれ楽しいと思うことを全力で楽しんで頂ければと思います。
そんな訳で本年もお世話になりました。今年はなんやかんや7本ぐらいブログ書いたみたいなので自分的には及第点です。来年はおもろい事が書けるようになったらいいなと思います。最後に、先日脱毛クリームを用いてつるつる♡にしたアタシのスネ画像を張り付けて終わりにしたいと思います（謎）。人生楽しまないとね。
