屋外で酒を飲むとかいう酔狂かつ野蛮な行為
今週のお題「お花見」
私はちゃんとしたお花見をした事がありません。
その理由は、単にこれまでお花見に行く機会に恵まれなかった事。
そして、こんな酔狂な行為が文化として広く世間一般に浸透している事に多大なる違和感を覚えるからです。
つーかまだ肌寒い季節に屋外で花を見ながら酒飲むとかw( ´_ゝ`)
早い時間からわざわざ場所取りして人のごった返す中で騒ぐんでしょ?w( ´_ゝ`)
酒飲みたいなら居酒屋に行けばいいじゃん?w( ´_ゝ`)
などと思うわけです。
お花見などというものは、およそ文化人の行いうる行為とは程遠いものであると私には思えるのです。
私の会社では仕事終わりに皆で近所の道に生えている小さな桜の木を一瞥しながら居酒屋へ直行し安酒を飲む行為が「お花見」と称されています。
これには風情などあったものではないですが、しかし逆に言えば風情などと言う目に見えないもののために面倒を顧みず多大な労力を呈し屋外で行われる野蛮な飲酒行為の方が異常であると言えるのです。騒いで人にも迷惑を掛けているわけですしね。
ともあれ屋外で行われる「ガチ花見」をしている人々の気が知れません。
兎にも角にも私は花見などというものに全く興味が持てないのです。
***
さてさて、そんなことより今日あたりから関東一円には春が広まって参りましたね。
頬をなでる風が暖かい。やっと本物の春が来たのだと感じます。
暖かくなると私が突如として行きたくなるのがキャンプです。
昨年もゴールデンウィークからはじめて、海の日、夏休み、シルバーウィークなど主だった連休には毎回キャンプをしに行きました。
私はキャンプが大好きなのです。
キャンプに行く一番の楽しみはやはり皆で楽しむバーベキューでしょう。
自宅から何時間もかけて出向いた自然豊かなキャンプ場は所々に花が咲いています。そんな自然の中で自宅から持参したテーブル、イス、コンロなどを広げ、事前に購入しておいた木炭に着火剤をかけて火を熾すわけです。
一旦火が熾きても気を緩めてはいけません。火力が安定するまではコンロに付きっきりとなって団扇などで空気を送り続けます。面倒かつなかなか根気の要る作業ですが、しかしこのような手間をかけてこそわざわざキャンプに来た意味があるというものです。
火が安定するまでの間に、手の空いている人はテントを設営したりタープを張ったりその他様々な準備しましょう。特にテントは設営場所が肝心です。場所選びは決して妥協せず、キャンプ場内でベストなポジション探りましょう。場所が決まったら日当たりなどの角度も細かく計算してキッチリ綺麗に設営します。なんにしても手間を惜しまない事が肝心です。
木炭の火力も安定しテントの設営も終わったらいよいよお楽しみの時間です。
前日から自宅で長時間掛けあらかじめ下処理を施した食材をコンロに乗せ一気に焼いていきます。バーベキューなのでメインは肉ですが、しかし肉だけでは何か物足りないものです。面倒臭がらず野菜などもきちんと下処理した物を持参すべきです。
肉が焼き上がってきたらお待ちかね!ビールの時間ですよ!
この時の為に面倒を顧みず多大な労力を呈し準備してきたと行っても過言ではありません。
保冷剤を入れたデカくてとても重たいクーラーボックスの中に大量に入っているビールをここぞとばかりにどんどん飲みます。なおクーラーボックスに入れる保冷剤の量はビールの本数や飲む時間帯を逆算し適正な数を入れて下さい。この辺の計算も面倒臭がってはダメです。厳密に行いましょう。
さあ、ここまで来たらすでに私の心は解放されています。テンションが上がってしまいついつい大声で叫んだりしてしまいますが、しかしそれもまた一興。心の解放はいわばキャンプの醍醐味なのですから。
そして私は心から実感することが出来ます。
「手間暇かけて屋外で飲むビールマジ最高!マジ文化!!風情あるぅ~!!」
つってね。( ´_ゝ`)
なお、5月でも外はまだ若干肌寒い模様。